※本記事は、2019年10月のnoteを加筆修正したものです。
自家焙煎をやってみた
注文しておいた生豆が届いたので、憧れの自家焙煎をやってみました!
はい。
少なく見えますが、1kgあります。
買った豆をまず広げて、
腐ってる豆とか虫喰い豆とか、あるいは石とかゴミとか。
そういうものたちを地道に探し出して、取り除きます。
生豆は全てを使えるわけではないんです。
この時点で2割くらいが駆逐されるそうです。
これをちゃんとやらないと美味しくないし、何ならちょっと体に悪いこともあるのだとか?
というわけで丁寧に見ていきます。
▽ 取り除かれたものたちが、こちら。
これで除去が十分なのか全然わかりません。明らかに2割には満たないし。
どうなんだろう、今でも答えは分からないまま。
全部が疑わしく見えてくるけど、そこはぐっと我慢です。
工程を先に進めましょう。
▽ 豆を洗い、
▽ ビショビショのまま手網に入れます。
濡れたまま焙煎するほうが、蒸されていい感じになるのだとか、ならないのだとか。
今回は濡れたまま焙煎することにしました。
▽ 火を付けて、
ふりつづける!
ずっと!
ずっと!
ずっとずっと!
ふりつづける!
さて、
10分経過。ちょっと色づいてきた。
豆の皮が剥がれおちて、キッチン全体がクズだらけです。
この勢いで。
ずっと!
ふりつづける!!
20分経過。
モノの本には、この辺りでパチパチ音がするって書いてたけど、
それを期待してふりつづける!
けど……?
30分経過。あれ?
・・・
ってタイミングで、パチって鳴った!
パチパチが一旦おさまったので、記念撮影!
でも、まあ、映えないですね。笑
2回目のパチパチの最中くらいのタイミングで、火から降ろして。
(ここまで40分間ふりつづけました。ながかったー)
ざるに移して、ドライヤーで粗熱をとっていきます。
ぱっと見た限り、わりとムラなく焙煎できた気がします。
△ 完成した豆! フォトジェニックに散らしてみました。
100gになりました。
最初は130gだったので、2割くらい軽くなったことになります。
豆を落ち着けるために1日待って。
あとはいつも通りです。
▽ ドリッパーに入れて、
▽ お湯を乗せるようにそーっと垂らします。
おお、ふくらむ、ふくらむ。
というわけで、完成!
結構美味しかったです、よかった!
でも若い穀物感が少し目立ったのは、焙煎が原因なのかしら?
あと、口に若干の刺激があります。これは……なんだろう?
でも、まあ、でも、美味しかった!
はじめての割にはうまくいったんじゃないでしょうか。
メリット・デメリット
まだ一度しかやったことないけど、自家焙煎、わりとおすすめですよ。
今回は火加減が悪かっただけで、普通は20分弱で焙煎終わるらしい。
やってみたら意外と、あっという間でした。
わくわくするし、たのしいし。
それに、実は意外と安い。
生豆って1kgで1000円とかそんなもの。
焙煎されたものは、安くても200gで400円くらいするものです、1kgで2,000円くらい。
今回使った高級なブラジル豆を豆屋さんで買ったら200gで800円くらいするんじゃないですか?
道具を揃えれば、あとはめちゃめちゃ安いです。
しかも生豆は中々悪くならないので、長期間保存できます。何回か焙煎して飽きちゃっても次のマイブーム到来まで待てばいいのです。
地味に一番大きなデメリットは、騒音かもしれません。
試しに騒音計アプリで測ってみたら68dbでした。掃除機レベルです。
これを20分間続けるとなると、ご近所さんにちょっと気は使いますね。
間違いなく夜はやめたほうがいいです。
ちなみに、臭いは意外と大丈夫でした。普通に料理してたらこれくらい出ることあるレベル。
火を扱うので、そこだけはくれぐれもご注意を。